東二口文弥人形東京公演(2012年11月10日〜11日)

投稿者: | 2014年7月30日

 

白山麓之の東二口地区に伝わる人形劇の公演です。

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この公演は……

 

現代人形劇センターの主催で、吾妻橋のアサヒ・アートスクエアを会場に開催されました。

 

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10日は「出世景清」、11日は「大職冠」というプログラム。

両日とも「三番叟」と「華ほめ」が上演されました。

 

以下はmemoから。

 

●10日

お囃子が6打ち1休という7拍子。

1人遣いの人形。

三番叟では1人が黒い。

1つの演目について5時間かかる。20人が必要になる。

東二口は14戸30人という人口。60歳以上が70%。

なんとかして残したいとのこと。

太鼓ではなく演者が足を踏んで音を出している。

常に人形が動いている→踊りの要素。

 

「華ほめ」

人形が来場者に礼を言うという内容。

太夫語りではなく遣いが語る。

 

●11日

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「三番叟」

笛・太鼓・足踏み。

岡本文弥(大阪・道頓堀)の文弥節を土台にして江戸時代に発生した。

1655年に京に上って習ったと伝わる。

 

「大職冠」

全編を通すと4時間となる出し物。「太平記」の平家落人。

人形遣いは顔が人形の後ろに来るようにからだを先に動かすようにしている。

男の動作と女の動作は異なる。

動きは3歩右に行ったら2歩左、が基本。

もともと地元ではお寺で2月に行なわれるものだった。

本堂の向かいに舞台がある。