サンダーバードのからくりには人形浄瑠璃の技術が流用されていた

投稿者: | 2015年8月3日

 

サンダーバードはリアルタイムのオンエアでも見た記憶があります。

よく覚えているのは、秘密基地のプラモデルを買ってもらって組み立てたこと。1号から5号まで収納したり飛び出したりといった仕掛けが施されていて、けっこう子ども心をくすぐってくれたものです。

 

 

そのオリジナルのサンダーバードのテレビ・シリーズに登場していた操り人形の制作を担当したジョン・ブランダールさんという人形作家についての記事がありました。

 

 

ジョン・ブランダールさんが担当したのは、アロイシャス・パーカーなど3体だったとか。

 

ブランダールさんは、その前から日本の浄瑠璃人形にも興味を持って研究していたそうです。そのために神戸へも訪問していたとか。

 

その縁で、有馬玩具博物館の初代館長だったからくり人形作家の西田明夫さんと知り合い、交流が続いていました。ブランダールさんは有馬玩具博物館のためにパーカー人形を3体制作。これが保管・展示されています。

 

神戸(有馬)にはからくり人形の伝統があったという話も興味深いですね。