豊竹英太夫さんの六代目呂太夫襲名披露が行なわれました

投稿者: | 2017年7月6日

 

豊竹呂太夫の六代目襲名のニュースです。

 

豊竹英太夫さん、名跡・呂太夫を襲名
人形浄瑠璃文楽

向井大輔 2017年4月8日17時27分|朝日新聞デジタル

人形浄瑠璃文楽の太夫、豊竹英太夫(はなふさだゆう)さん(69)が8日、明治初期から続く重要な名跡、豊竹呂太夫(ろだゆう)を六代目として襲名した。

呂太夫さんはこの日、大阪・日本橋の国立文楽劇場で開幕した襲名披露公演に出演。太夫の豊竹咲太夫さん、三味線の鶴澤清治さん、人形遣いの桐竹勘十郎さんらと口上の舞台に並ぶと、客席から「待ってました」とかけ声がかかった。文楽の口上は本人は話さない。咲太夫さんが「ますます芸道に精進し研鑽(けんさん)されることを切に願います」、清治さんは「情のある語り口で大きな花を咲かせてほしい」とあいさつした。

その後、呂太夫さんは襲名披露の演目「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅて ならいかがみ)」の「寺子屋の段」を、汗だくになりながら力いっぱい語った。 終演後、「プレッシャーの中で自分なりに一生懸命でき、ホッとしている。やっ と走り始めることができた。もっともっと進化していきたい」と話した。

公演は30日まで。

 

襲名披露に臨む本人のインタヴューが、国立劇場のホームページに掲載されていました。

 

 

襲名披露の特設サイトはこちら。