MSN産経フォトというサイトの「こだわり写真館」というコーナーに、文楽の舞台を紹介するものがありました。
この記事は…
「曽根崎心中」の舞台を追ったもの。
大阪・国立文楽劇場で上演された近松門左衛門の名作「曾根崎心中」。人間国宝、吉田簑助が遣うお初と、一番弟子、桐竹勘十郎の徳兵衛は、恋人同士の吐息が熱くからみ合うほどの官能美で満員の観客にため息をつかせた。 …
写真ムックのような構成で、筋を簡単になぞらえながら、人形浄瑠璃の美的な魅力に迫っています。
動画もいいですが、こういう写真ストーリーも内容を理解しやすく、しかも閲覧の場所や時間の選択範囲が広いという意味でメリットがあると思います。
劇場では距離が離れていることが多く、人形の表情まで迫るのはなかなか難しかったりします。写真では人形遣いの動きに迫れないという弱点もありますが、人形劇の古典を身近に感じるには適しているのではないでしょうか。