徳島の小学生が「プロジェクト未来遺産」登録1周年を記念して見事な素浄瑠璃を披露

投稿者: | 2015年4月1日

阿波人形浄瑠璃を伝承する平成座では、2013年12月に日本ユネスコ協会連盟が行なう「第5回プロジェクト未来遺産」に「世界に伝えたい!!阿波人形浄瑠璃の魅力未来遺産プロジェクト」が登録された1周年を記念して、3月29日に記念公演を行なったそうです。

 

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「プロジェクト未来遺産」とは、地位の文化や自然を100年後の子どもにも伝えようという運動。日本ユネスコ協会連盟の未来遺産委員会が審査をし、毎年10件を登録して、その活動を応援するというもの。

 

400年の歴史を有する阿波人形浄瑠璃はすでに国の重要無形文化財に指定されていて、平成元年に結成された「阿波人形浄瑠璃平成座」がこれを伝える活動を続けています。平成座は太夫・三味線・人形の三業一体が揃っているとして、全国に残る伝統的な人形浄瑠璃のなかでも貴重です。

 

平成座では小中学校に対して「出前教室」を行なうなど、次世代に対する周知活動にも力を入れています。「川内・藍住子ども人形浄瑠璃クラブ」の結成もその一環だ。こうした取り組みに対する応援を「プロジェクト未来遺産」が行なっています。

 

児童も座員も熱演で盛り上がった記念公演

 

記念公演では、平成座が行なう「太夫教室」に参加していた地元の川内北小学校の4年生9人が出演し、「寿式三番叟」を素浄瑠璃で披露したとのこと。

 

客席には「出前教室」で浄瑠璃に触れたことのある児童もいて、理解を深めていたようすがあったそうです。

 

平成座は「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の段」を上演。会場となった徳島県立阿波十郎兵衛屋敷の満員の客席を沸かせていたとのことです。

 

 

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