国立文楽劇場に500万円の寄付があり、30歳以下の入場料を500円にするというニュースがありました。
この割り引きは平成30年度から2年間の予定で、約千人を対象にする予定。
寄付を行なったのは大阪市西区に本社がある丸一鋼管。
CSRにも熱心な会社のようですね。
寄付の仲介をしたのが、アーツサポート関西。
いわゆる寄付の仲人をしてくれるポータルを運営していて、対象が「関西のアートや文化」という点がユニークです。
寄付は丸一鋼管のように大口でなくても大丈夫で、個人・法人の区別はなし。
個人でも寄付分の所得税控除を受けることができます。
こうした「小さなパトロン」が文化を支える流れが活発になることを願っています。
追記
なお、アーツサポート関西では丸一鋼管からの寄付で「文楽への興味を抱かせることができる企画を実施する事業」を支援することも発表。
募集はすでに終わっていますが、企画が発表されたらまたお伝えしましょう。