the能.comのコラムに
能面についてのトリビアが
アップされていました。
面を使った「仮面劇」は
イタリアのコメディア・デラルテ、
インドネシアのトペン、
朝鮮半島の山台劇 といった
あたりが挙げられています。
それに対して日本の能では
それらに比べものにならないほど
多種多様な面が使われているのですね。
能面を制作する専門集団を
輩出したのが 越前(福井県北部)
とのこと。
ここでは江戸末期まで
大野出目家や越前出目家といった
世襲の家系があったそうです。
福井がこうした家系を有した
能楽の里と呼ばれたのは、
白山信仰などが
影響しているようですが、
大野などを訪ねた経験から考えると
地形や風土も関係している
ような気がします。
機会があったら探訪に
行ってみたいと思っています。