昼休みに文楽を楽しめるなんて大阪の区役所も粋なはからいをするもんだ

投稿者: | 2014年10月22日

 

「ランチタイムに文楽・能楽を-中央区役所ロビーでワークショップ」という記事。

 

3274415902_a60bca403c_m photo by Alba Soler Photography

 

竹本義太夫の墓があるのは天王寺のほうだったと思うのだけれど……

 

大阪の人間にとって文楽は「この地から生まれた文化」という自負があると聞いています。

 

こうしたワークショップが区役所のロビーで開かれるというのは興味深く、応援したくなりますね。っていうか、うらやましい。

 

 

ランチタイムに文楽・能楽を-中央区役所ロビーでワークショップ – 船場経済新聞
大阪市中央区役所の1階ロビーで10月24日・29日、それぞれ「文楽へのいざない」「能楽へのいざない」と題したワークショップが開かれる。 …

 

24日の「文楽へのいざない」では、幼いころに生き別れたわが子と再会するが、娘のためを思って名乗ることができない親子の情の物語「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)」から「順礼歌の段」を上演。併せて、人形遣いが浄瑠璃人形について、その仕組みや遣い方を説明する。

29日の「能楽へのいざない」では、世界最古の仮面劇で、太閤(たいこう)秀吉も愛好していたとされる、能の中でも結婚式などめでたい席での「たかさごや~」の謡(うたい)で知られる「高砂(たかさご)」を実演。「住吉明神(みょうじん)」を山本能楽堂の山本章弘さんが演じる。謡のレクチャーも予定。

 

物理的に観に行かれるのであれば、こういう機会を逃す手はないと思います。