薄氷を履む国立文楽劇場の行く末はいかに?

投稿者: | 2014年12月1日

 

文楽11月公演入場者は1万9千人 満額補助の可能性もという朝日新聞WEBの記事を読みました。

 

8481214631_23c5b9c75b_m photo by shin Suzuki

 

大阪市の橋下市長が……

 

補助金の減額で話題になっていたのは、2013年の入場者数が市の補助金3900万円の満額支給の基準となる10万5千人を下回ったことが明らかになった今年の1月(橋下市長:文楽劇場の目標未達成に「残念だが補助金減額」|毎日新聞)。

 

それが今年の来場者数はなんとか基準をクリアできそうだということなのです。

 

 大阪・日本橋の国立文楽劇場で24日まで上演された人形浄瑠璃文楽の11月公演の入場者数は1万9177人(速報値)に上ったことがわかった。今年度の入場者数は計9万3733人となった。

大阪市は今年度の文楽協会への補助金について、同劇場の入場者が年度内で10万5千人以上なら協会運営費を満額の2900万円補助し、下回れば減額する方式を導入している。今年度の残る公演は来年1月公演のみで、過去10年間の1月の入場者はいずれも1万8千人を上回っているため、満額補助の可能性が高まった。

 

よかったなぁと思ったら、記事の最後にはこんな一文が。

 

ただ、市は来年度は現行の補助金方式を廃止する方針を決めている。

 

これじゃあ、オレオレ詐欺よりひどんじゃないでしょうか。

 

続報をウォッチしたいと思います。