秩父に伝わる人形芝居を上演したフェスティバルの記事。
伝統の妙技、後世に さいたま芸術劇場で秩父の人形芝居上演|埼玉新聞
このフェスティバルは……
埼玉県内に残る伝統芸能を後世に伝えることが目的で開かれているとのことで、5回目の今回取り上げられたのが秩父市の秩父市の白久串人形座による「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」と皆野町の出牛(じゅうし)人形浄瑠璃保存会による「傾城恋飛脚 新口村の段」。
秩父は歴史がある地区なので、こうした文化的な芸能もまだまだ残っているのだろう。
しかし、記事では義太夫語りの後継者がいないために、不在のままで録音音源を流していたことを伝えている。
当日は外部の義太夫語りを招いての公演で、実に生語りでは12年ぶりだったとか。
今後ますます後継は難しくなるだろうから、このようなイヴェントがきっかけで広い地域での合同芸能祭の開催などによる伝承など残すためのアイデアが出ることを期待したいのだが。