昨年の後半あたりから、能への興味が高まっています。
心理学を勉強したから、脳への興味が湧いて、それが発展して能へスライドしてきた、というわけではないと思いますが(笑)。
能の初体験、実際に観たのは大学生のころですから、もう40年近く前です。
ただ、その時点では「一応見ておくか」程度の興味しか湧かず、結局そのままで終わってしまいました。
その後、人形劇への興味が湧いたのは10年ぐらい前から。
文楽や地方の人形劇を見るようになると、やはり気になるのが能のことでした。
ということで、能の勉強また始めようと思ったのですか、まず、その強力な後押しをしてくれたのがこの本でした。
能 650年続いた仕掛けとは (新潮新書) [ 安田 登 ]
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著者・安田登さんの刊行記念イベントでの対談もとても面白いので、合わせてどうぞ。
『能 650年続いた仕掛けとは』は、リファレンスも充実していて、とても助かりました。
ポータルサイトとして非常に充実しているのは、こちら。
RSSをアプリに登録して、更新情報を逐次読めるようにしています。
紙の情報源としては、こちらがオススメ。
花もよ(第36号) 能と狂言総合誌/CD付 巻頭言:真行寺君枝
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「花もよ」は、年間購読を申し込んで、定期的に郵送してもらうようになっています。
いわゆる「ぴあ」の能版みたいなないようなのですが、注目点はCDがついてくること。2ヵ月ごとに謡の名演などが手に入るのは、かなり魅力的です。
このほかにNHKの「日本の芸能」をチェックしていると、かなり能の情報が手に入る、というのが現状です。
いい時代になりましたね〜。