文楽の勉強のために大阪移住をしようかと考えています(笑)。
竹本座のサイトが見つかったので、この記事の追記をしたいと思います。
「道頓堀と言えば……」のときに真っ先に出てくるぐらい有名な巨大看板の前にポツンと立っている石碑の話から、この記事は始まっています。
この石碑、江戸時代に「竹本座」という小屋があり、そこで初めて文楽が上演されたという、由緒正しい場所であることを示しているというのです。
その謎を追って記事では、国立文楽劇場へ取材に行っています。国立文楽劇場は同じ区内にあるそうです。
取材に応じたのは、人形遣いの吉田幸助さんでした。もうすぐ五代目吉田玉助を襲名されますね。そうした紹介記事の体も兼ねているのでしょう。
なかなか上手な構成ですね。
吉田幸助さんの説明ということで、文楽の簡単な誕生経緯が語られます。
竹本義太夫が建てた「竹本座」は80年ほどで閉館してしまいますが、文楽座にその伝統は受け継がれ、維新後も移転を繰り返しながら文楽上演の場は存続しました。
しかし1945年3月の空襲で焼失、1956年に「道頓堀文楽座」が再建されますが、1984年に中央区日本橋に国立文楽劇場が出来たことでその役割を派トンタッチしたそうです。
つまり、国立文楽劇場は「竹本座」からの命脈を受け継いでいるというわけなんですね。
そういういわれがあるのであれば、国立文楽劇場を訪れる前に、ぜひ道頓堀にも立ち寄ってみたいですね。
いろいろほかの誘惑も多いので、石碑を詣でるのを忘れないようにしなければならなそうですけど(笑)。
竹本座のサイト
http://www.bunrakuza.com/takemotoza/