六代目竹本錣太夫が80年ぶりに復活

投稿者: | 2020年5月14日

文楽の名跡「六代目竹本錣太夫」が80年ぶりに復活するというニュースが、2019年暮れに届いていました。

人形浄瑠璃文楽太夫の竹本津駒太夫(つこまだゆう)が、2020年1月の『初春文楽公演』で六代目 竹本錣太夫(しころだゆう)を襲名する。17日に松井一郎市長を表敬訪問した。

明治から昭和にかけて活躍し名人と言われた5代目(1876〜1940)の名跡を約80年ぶりに継ぐ津駒太夫。1969年に4代目 竹本津太夫に入門して以来、約50年間、芸の鍛錬に努めてきたが、70歳という節目の年に襲名を決意したという。

竹本錣太夫の襲名披露狂言『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)-土佐将監閑居の段-』は、「国立文楽劇場」(大阪市中央区)の『初春文楽公演』(1月3日〜26日)と、「国立劇場」(東京都千代田区)の『2月文楽公演』(2月8日〜24日)で上演される。